Corporate Philosophy
企業理念
サステナブルな未来社会をめざして
化石資源の大量消費に伴う地球温暖化問題による環境負荷の増大は、すでに多くの提言を得て世界的な課題となっています。私たちは、これからの産業、ひいては事業活動において、さらなる発展を目指すことはもとよりのこととして、環境への負荷を軽減する、さらには環境を改善するという概念を常に忘れないことが不可欠だと考えています。
そのためには、CO2などの害的要因を増やさないのみならず、削減することに努めることなど、今できることを諦めずに、持続可能なモデルを構築していくことが大切だと考えます。
個人やひとつの組織ではむずかしいことも、同じ考えをもった集合体を形成することで、できないと思っていたことも可能になっていくのではないでしょうか。
JSC総研は考えます
IoTのさらなる社会浸透により、AIやDXの相次ぐ導入が進むなか、これからの時代の動脈となり得る産業市場には、企業間格差とは無縁の共同事業体が望まれます。事業体は地域を豊かにし、流通を潤し、消費者に満足を届けることを目的とします。需要と供給を充足するのみならず、それを支えるプラットフォームを構築するメカ二ズムが産業として生き残り、そこに真の意味での社会貢献が生まれると信じています。
これまでも企業の活動や技術革新の目標は人間の幸福や地球環境の保全や社会の安定であったことは間違いありませんが、現状多くの体系がその本来の目的を果たしていないと感じる人々が増えているのではないでしょうか。経済の競争に心を奪われず、地域の人々、景観、歴史文化に根差した魅力ある商品を生産し、自然とともに生きる産業に敬意と感謝を表すこと。今を生きるわたしたちが次の世代へ何を繋げることができるのか、新型ウイルスへの対応策やCo2ゼロ社会の実現に向けて、改めて考える時代を迎えていることを実感します。
今日に至るまで人類の技術体系や学術体系は、環境破壊と負荷により利益を生んできたと言っても過言ではなく、今後その代償を支払っていくことになることも明白になっています。自然にやさしくという考えも大切ですが、もう一歩進んで今後はもっと「自然との調和」をはかることを目指し、また自然のちからを借りることができる社会になれるよう、常にその基調を軽んじないことが極めて重要だと思います。
わたしたちJSC総研は、生産者、企業、流通、その他関連業態などが共同体(コンプレックス)であることを認識して、各々の存在目的を確保しながら、本来期待された役割を実現できるよう再整備することが、生命資源の豊かな価値を享受・共有できる時代への近道ではないかと考えています。
生命資源産業コンプレックスについて
これまでの経済活動や事業・産業が産み出してきた害的要因により、失われていく自然の力を取り戻すために、本来の自然が持っている力(天然資源の活用/再利用)を借りながら、その恒常性が正常に機能できるような持続的モデルを構築し、実現することを目指した異種間産業の複合体として、JSC総研が提案する概念です。
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